ようこそ人類、ここは地図。

私たちにおける、素晴らしい座標を

はいはーい、と返事をします夏は

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決して、決して、私はねこのことばかり考えているわけではなくて、何だかとても辛いこととか、出口が見えないこととか、出口というか入り口もどこだったんだ、みたいなこととか、本当にいろいろと悩ましいことがありすぎて、息できない、みたいな感覚になって、精神的な過呼吸に陥ったり、生きていけないわ、とお風呂場に閉じこもったり、閉じこもったところで何も起きなくて、何してんだろうと思ったり、私がそんな風にうろうろしている間に梅雨があけていたり、梅雨もあけたか、と気持ちを切り替えようとした途端に大雨がふったり、それでまたお風呂場に戻ってみたり、お風呂場に戻るどころか、家に帰れない人たちのことを思ったり、ドアの向こうで開けろと鳴いているねこを風呂場に招き入れたり、このまま生きていけないなら、一生このお風呂場で好奇心おうせいな猫と、好奇心おうせいというわけではないけれど、ごく普通に動くものを追いかけて遊んだりするもうひとりの猫と、そのふたりの猫とお風呂場人間として暮らしていこうかと、おもったり。
でもお風呂場にずっといるのはいやだにゃあ、と猫の気持ちを考えてみたり、そうこうするうちに、新聞の勧誘とか、Amazonの配達とか、お風呂場をでて、はいはーい、と世帯主として応対しなくちゃいけなくなって、せっかくだからお風呂場で描いた猫の絵をこうして皆さんに披露したりなんか、している夏のとある1日なのでした。
そんなわけで、ながいながい暑中お見舞いを、ここに申し上げます。